研究内容を論文として書き残すことは骨の折れる作業ですが、他の研究者たちが自分の論文に影響を受け、さらなる研究の発展に繋がると思えば、大変やりがいのある仕事でもあります。より多くの人に読んでもらうためにも、論文内で研究内容をわかりやすく示すことが大切になります。


「簡潔に、シンプルに書く」は論文を書く上での基本スキルです。それに加えて自分の論文のセルフチェック(自己校正)ができるようになると、論文の読みやすさがさらに向上し、他の研究者に引用される可能性もアップします。


投稿する前に必ず完成した論文を見直して、どこか改善できるところが無いか確認しましょう。

  • 提出書類は投稿規定に沿って準備されていますか?

  • 研究内容は論理的な順番で述べられていますか?

  • 能動態の短い文章で書いていますか?

  • 不必要な専門用語は削除していますか?

  • 用語は統一されていますか(例:patients や subjectsなど。同じ意味の異なる用語を混在させていませんか)?

  • 投稿規定でアメリカ英語かイギリス英語の指定はありませんか?どちらの英語を論文に使用しましたか?



自分の書いた論文を効率よく見直す方法として以下のことを試してみてください。

  • 論文を書く時点でWordの「コメント機能」を使い、疑問点や、再確認したいデータなどにメモを残しておきましょう。こうすることで、後から読み直したときに論文全体の内容や文章の流れを効率よく判断できます。また見直しや修正が必要な個所を見落とすこともなくなります。

  • 誰か他の人に読んでもらいましょう!これはセルフチェックとは少し違いますが、長時間同じ論文を読んでいると、簡単なミスを読み飛ばしてしまうことが多々あります。論文内容を知らない人に読んでもらうことで、気付かなかった間違いや修正が必要な箇所が見つかることがあるのです。

  • 小学生の時に作文を声に出して読まされたことはありませんか?同じことを研究論文でもしてみましょう。気恥ずかしいかもしれませんが、長く複雑な文章を声に出して読むことは黙読よりもはるかに難しいのです。声に出すことで、違和感のある文章に気がついたり、より適切な言い回しが浮かんだりすることがあります。


  • 自分に合ったセルフチェック方法を見つけて、研究論文の採用を目指しましょう!



    by Edanz Group Japan
    Originally published by Amanda Hindle, Senior Editor ​ published September 3, 2013